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ピーナッツ豆知識

落花生(ピーナッツ)

学名(Arachis hypogaea)アラキス・ヒポゲア
属名のアラキスは、(花梗[かこう]がない)
種小名のヒポゲアは、(地中に実ができる)の意味です。
和名(落花生、南京豆、唐人豆、地豆)
ピーナッツの花
名前の由来
落花生は、茎の根元の方に小さな黄色い花をつけます。
昼には開き、夜には萎みます。花がしぼんで、地面に垂れ下がると「子房」という茎が花の根元から伸びてきます。子房柄が地中にささり伸びていきます。地中に入ると先の方に落花生のさやが出来ます。花の命が大地の下で実を結ぶ。「ちて実がまれる」これが「落花生」と言う名前の由来です。
英名
(Peanut、Groundnut、Earthnut、Ground pea、Earth almond)
植物学的分類 マメ科ラッカセイ属 一年生草本
原産 南アメリカのアンデス地方 (日本には中国から江戸時代初期に渡来したという説が有力)

落花生の分類と品種

栽培上の草型 [立性] [中間性] [伏性]
早晩性  [早生種] 収穫が9〜10月 [晩生種] 収穫が11〜12月
粒の大きさ [大粒種] [小粒種]
品種別 [バージニア] [スパニッシュ] [バレンシア] 各タイプなど
落花生の様々な品種

(資料提供:落花生試験地)
大粒種 バージニアタイプ 立性種 立落花生1号、改良和田岡
ナカテユタカ郷の香
中間種 千葉半立、アズマユタカ、アズマハンダチ、
テコナ、サヤカベニハンダチ、千葉55号
伏性種 千葉43号、千葉74号
タイプ間混雑種 立性種 ワセダイリュウ、タチマサリ、サチホマレ
小粒種 スパニッシュタイプ ジャワ13号、(サウザンクロス)、白油7-3
バレンシアタイプ 飽託中粒、バレンシア

現在は、品種改良により多種類が育成されています。 品種の数は、数え方によって数万種類にも及びます。上の写真は 落花生研究所で育成された品種で、 大きさの違う物や、くびれの多い物、少ない物、薄皮の色の違う物、3粒・4粒の物など様々な種類があります。私たちがいつも食べている品種は、バージニアタイプの物がほとんどで2粒入った中間の大きさの物がほとんどです。

日本全国の各県で奨励品種または準奨励品種とされ栽培されている品種は約9種類です。


日本の落花生


全国の作付面積と収穫量  作付面積 8600ha・収穫量 20000t (平成18年度)

日本の落花生の主産県は、千葉・茨城・栃木・神奈川・鹿児島などです。北海道や東北を除く42都府県で栽培されています。下表の8県で全国の9割が作られています。他にも全国34県で栽培されています。(計42県)
主産県8県とその主な品種
関東5県 千葉・茨城
栃木・静岡・神奈川
千葉半立ち・ナカテユタカ・フクマサリ
郷の香・サヤカ・タチマサリ・改良半立
 など
九州3県 宮崎・熊本・鹿児島 タチマサリ・フクマサリ・ベニハンダチ など
(台風を防ぐ為、早生種のもの)

主産県8県での比較(06年・03年)
都道府県 作付面積(ha) 収穫量(t)
'06 '03 '06 '03
千葉 6300 7400 15400 17700
茨城 963 1080 2460 2280
栃木 134 195 273 443
静岡 90 272 129 217
神奈川 229 153 345 476
宮崎 61 114 148 292
熊本 27 51 50 104
鹿児島 174 256 277 443
合計 7978 9521 19082 21955
落花生主産県の比較グラフ
平成18年度農林水産省統計情報より
都 道 府 県 作付面積ha 収穫量t 都 道 府 県 作付面積ha 収穫量t
北 海 道 - - 三 重 42 80
青 森 - - 滋 賀 2 3
岩 手 0 0 京 都 4 1
宮 城 0 0 大 阪 - -
秋 田 0 0 兵 庫 0 0
山 形 0 0 奈 良 0 0
福 島 0 0 和 歌 山 - -
茨 城 963 2460 鳥 取 3 3
栃 木 134 273 島 根 0 0
群 馬 49 62 岡 山 6 6
埼 玉 49 72 広 島 9 13
千 葉 6300 15400 山 口 1 1
東 京 6 8 徳 島 2 2
神 奈 川 229 435 香 川 4 4
新 潟 34 35 愛 媛 5 6
富 山 0 0 高 知 25 27
石 川 7 6 福 岡 6 6
福 井 3 3 佐 賀 9 10
山 梨 57 67 長 崎 90 148
長 野 23 22 熊 本 27 50
岐 阜 48 62 大 分 50 55
静 岡 90 129 宮 崎 61 148
愛 知 56 81 鹿 児 島 174 277
沖縄 25 39
日本の落花生作付面積と収穫量推移

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落花生の品種

千葉半立(ちばはんだち)    千葉県八街市で生まれた品種。 日本の落花生の中では歴史が一番古く、昭和28年に奨励品種になりました。 非常にコクと風味が豊かな品種で、最高級品として人気の品種です。 草が上を向く品種と横に伸びる品種を掛け合わせて誕生したので「半立(はんだち)」の名がつきました。

・中手豊(なかてゆたか)     昭和54年6月 千葉県八街市にある落花生試験所で育成され 品種に認定されました。 あっさりした甘味のある味が特徴。 特に千葉県産のものは味が良いといわれています。 早生種であり、千葉半立よりも 早く収穫されるのでおいしい新豆がいち早く食べれます。

・郷の香(さとのか)        平成7年にゆで落花生用に品種改良され誕生した新品種です。
掘りたてをレトルト加工したゆで落花生「郷の香」は、常温保存可能な人気商品です。

・サヤカ              平成3年6月落花生試験所で育成され茨城県の奨励品種になっています。昭和60年に開催された「筑波科学万国博覧会」にちなんで「筑波落花生」とも呼ばれています。

・改良半立(カイリョウハンダチ)煎り豆用の品種で、神奈川県の奨励品種です。

他にもたくさんの品種があります。
・アズマハンダチ・テコナ ・ワセダイリュウ ・ベニハンダチ・ サチホマレ・ タチマサリ・ アズマユタカ ・ダイチ・ ユデラッカ ・ 土の香 ・ ふくまさり 

日本での落花生の歴史

沖縄ではかなり古くから栽培されていたようです。
今でも沖縄の郷土料理「ジーマミー豆腐」が有名です。
(ジーマミーは、沖縄の方言で「ピーナッツ」の事です。)

江戸時代にも「ナンキンマメ」の名称が残っている為すでに栽培されていたようですが 明らかではありません。 明治4年 神奈川県中郡国府村の寺坂慶次郎氏が、 明治6年 同郡吾妻村の二見庄兵衛氏が
それぞれ横浜から中国産の種子を取り寄せ試作した記録があります。
明治4年 神奈川県大磯の渡辺慶次郎氏は、 「異人豆」を食べてこれを持ち帰り、栽培を始めたという記録があります。

千葉ではから現在の成東町で栽培が始まりました。
1876年 山武郡南郷村(成東町)の牧野万右衛門氏が、明治9年に神奈川から種を取り寄せ栽培を開始。
匝瑳郡鎌数村の金谷惣蔵氏も県が神奈川から取り寄せた種子を使って栽培を始めると共に、普及推奨に努め、千葉の落花生栽培の基礎をきずいたと言う事です。
(千葉県旭市鎌数大宮宮境内に功績をたたえた「干瀉落花生記」の紀功碑があります。)

明治7年 政府でもアメリカから種子を取り寄せ各地へ配布し、栽培の奨励を始めました。
明治38年 作付面積約5400haになり、農林水産省の統計書に初めて載りました。

その後の日本での栽培は、導入した横浜港に近い「千葉・静岡・神奈川」3県での
栽培が多く、ついで茨城・熊本・鹿児島でも栽培されるようになりました。
その後も作付面積は増え続け、昭和16年には12000haに。 戦争中は、いったん減りますが昭和40年には66000haにまで増えました。その後は減少傾向にあり、 昭和48年には48000haにまで減少、現在(平成18年)では6300haとなっています。

千葉の落花生

千葉県の落花生作付面積と収穫量推移

作付面積
(ha)
収穫量
(t)
1995 8,920 17,100
1996 8,670 21,400
1997 8,420 22,000
1998 8,140 18,500
1999 7,860 19,700
2000 7,660 20,300
2001 7,400 17,700
2002 7,140 17,800
2003 6,870 16,800
2004 6,590 15,900
2005 6,510 16,100
2006 6,300 15,400

・千葉県内の落花生  日本産落花生の7割以上は千葉県で作られています。
千葉半立(はんだち)」と、 「ナカテユタカ」、「郷の香」という3種を生産しており、千葉県産は国産の高級品として、原料用などには使用されず贈答用などの商品に加工されます。
しかし生産農家は、年々減り続け'02年度では、作付面積は7140ha減少。
その後も減り続けており、'06年度には6300haになりました。
'00年度に7706戸だった生産農家も現在はどんどん減ってきています。

市町村別の作付面積、収穫量は、千葉市が980ヘクタール、2360トンで1位、
続いて八街市855ヘクタール、2290トンとなっています。('01年度)

世界の落花生


日本全国で作られる落花生の収穫量では、日本人の消費量の約11%程度にしかなりません。
そこで、中国やアメリカなどからの輸入落花生が増加しています。

落花生輸入量 2006 2005 2005 2004 2003
加工品(kg) 59,176,500 55,253,329 56,640,848 56,628,188 61,022,602
炒ったもの(kg) 15,560,686 15,573,962 18,181,388 18,168,728 21,807,490

その他の加工品を入れると、かなりの料を輸入していることになります。
日本人はピーナッツが大好きなんですね!

世界の生産量は多い順に、中国、インド、アメリカの順に多く、アメリカではおもに食物として栽培されていますが、他の国では食用油用に栽培される場合が多いようです。
アメリカでは151万tが生産され、その半分近くがジョージア州で栽培されています。

日本への落花生輸入国と輸入量
中国 アメリカ ブラジル
加工品(kg) 58,806,011 342,727 22,807
炒ったもの(kg) 15,443,177 113,482 3,456
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